2009年07月12日

7月11日 写真展

7月11日,写真展を巡る.

LAND SITE MOMENT ELEMENT@アップフィールドギャラリー
きっちりと分析された評論が壁に貼ってありまして,読んだんですが,確かに,そういう事かもしれないけれど,実際の写真はそれについて行けているのか,というか,写真って...
写真は強度が全てだ,とおっしゃった方もいたようですが,言葉を尽くしていくら評論されたって,結局,写真というのは,その写真が全てなような気がします.
芸術一般そうなのかもしれませんが,評論や解説は当然,その芸術の理解の助けになると思います.
が,それは写真にもあてはまるのでしょうか?
写真は選択の芸術.
なぜそれを撮ったのか,というのは確かに当然重要ですが,残されたイメージは,現実であり,そこになんの理屈も貼付けられない訳で,どんな解説だって,写真には助けにならないのではないか,と思っています.
写真が選択の芸術である以上,どんな人でもひょっとして素晴らしい写真を撮る可能性がある訳です.
一方,現実をイメージに残す訳ですから,作家の行動がそのままそのイメージの解釈につながる訳です.
どんなに素晴らしい思想でもって世界を撮りまくっても,写真がしょぼければ全く意味がないし,どんなに素晴らしい写真を撮ったとしても,一枚で終わってしまえば,それは寂しい.
えーー,つまりは,評論を読まなければ,ほとんどピンと来ない,写真展だったな,と,思った次第です.
なーんつって,自分の写真を評価,評論してもらえるってうらやましいですねー.

鈴木理策 「WHITE」@ギャラリー小柳
雪山,の写真でした.
なにより,現像,プリントといったところが素晴らしく,写真自体が美しい.
雪の,美しさ,がいいです.

榎本敏雄 「アルルカン」@ニコンサロン銀座
サーカスを撮った写真.10年間,撮ったらしいです.
ドキュメンタリー,というよりは,ただのモチーフとして,捕らえた感じがしました.
あまりドラマは感じませんでした.写真自体はうまかったです.

ヘルシンキ・スクール@資生堂ギャラリー
4人の作家による写真展.
日本ではあまりお目にかかれないのではないでしょうか?
これは完全にアートだな,と.
自分のイメージを表現するための手段としての写真というか,写真にしか出来ない,力強さと,美しさ,をそれぞれのやりかたで表現されていました.
感性,感覚,美意識.は圧巻です.

杉山守 「変態」@PGI
ヌードでした.一点一点をじっくり見ると,まあ,現像,プリントは素晴らしくファインで美しいです.
思わず一枚に注視してしまいがちでしたが,ふと,遠目から壁一面を眺めたとき,写真家が目指した,実現したかった事が,少し分かったような気がしました.

公文健太 「グラフィッチ」@EMON
サンパウロで一ヶ月くらいかけて撮ったドキュメンタリー.
力強くストレートで,プリントも丁寧.
見ていたら,作家さんが声をかけてくれて,シャンパンを振る舞っていただきました.
「どこかで一度お会いした事ありましたっけ?」
って,ありそうでない入り方.
嫌み無く,明るく,素直そうな方でした.
帰りに「おかわりどうですか?」って,きっと人間が大好きな人なんだろうな,と.
私も人間は好きだけれど,接し方は人それぞれ.
なんか,元気を頂けました.

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2009年07月08日

7月5日 東方へ@東京都写真美術館

7月5日,ワダさんに買っておいてもらった小島一郎氏の写真集をうけとりつつ,一緒に東写美にて「東方へ」という企画展を見ました.
素晴らしい,の一言.
やはり,作品は,時間をかけて磨く事で,明らかにその強度を増すのだな,と.
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7月2日 写真展示

7月2日,お世話になっているBLANCHEURというお店でまたまた写真を数点展示しています.
1ヶ月ほど.
よろしくです.
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2009年07月01日

6月27日(土) 夜の写真学校

27日,久しぶりに夜の写真学校に行きました.
ここのところは架け替えに日曜日行きつつ写真を見てもらっていました.
久しぶりの土曜日はやはり刺激になります.
いい写真を撮る人はたくさんいますね.

展示は橋本大輔さんという方.
いい写真でした.
が,説明が頭でっかちで,すこし抽象的でした.
そんな事を考えながらこの写真がとれるなんて,ある意味すごいな,と感じました.
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2009年06月21日

6月20日 島尾伸三「中華幻紀」@Place M

先週の金曜,架け替えに行って,その時もお話を聞けたのだけれど,改めて,ちゃんとトークショーを聞こうと思い,Mへ行きました.
なかなかひょうひょうとして,自由な,子供っぽい方ですが,しっかり歴史にも文化にも造詣が深く,非常に興味深いトークショーでした.
写真集の写真も素晴らしかった...
娘さんのしまおまほさんが,良く聞くラジオに出ていて,変な人だなー,と思っていたのですが,お父さんを見て,ああ,と納得です.
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6月20日 resist3期生写真展「再生」@元麻布ギャラリー, 小原里美「スウェーデン」@コニミノ, 宮沢和史,地球をつなぐ旅@コニミノ

ちょっと余裕の無い生活をしていましたが,ほっとひといき.
夕方からMの小橋さんも参加しているグループ展を見に行きました.
ギャラリーって,いっぱいありますねー...
元麻布へ.
なかなか秀作がそろっていました.って,森山さんが選んでるのだとしたら,それもそうか.
なかでもやっぱ,小橋さんはよかった.

そのご,森山さんに師事していたという,小原さんの写真展へ.
手書きの自己紹介文と手書きの作品紹介文.
写真はスウェーデンなのにモノクロ.
なかなかこだわりのある,というか,楽しく作品を作っている感じがたまらなくうらやましくもありました.
写真は,非常にスタンダードで,なかなかよかったです.

でお隣にあったThe BOOMのみやの写真展.
彼は自身も写真を撮るらしく,彼の世界中の写真と,彼のツアーを撮った写真とで見応えのある写真展.
みやさん,なかなか写真上手でした.
歌も歌えて写真もうまい.
ていうか,やっぱりいろんな余裕が無いと写真って,素直に表現できないんじゃないかなー,とふと思う.
歌で成功して,世界中を旅してって,そりゃ,素直でいい写真が撮れそうだ.
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6月14日 FamilyPlots@Galler COSMOS

14日,五味彬,田島一成,藤代冥砂,大和田良など売れっ子カメラマンたちのグループ展があるというので見に行きましたが,これまでの商業写真がほとんどで,新作ではなかったです.
ちょっと寂しさを覚えつつ,19日のスライドを作る.
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6月13日 高橋和海「moonscape」@Blitz Gallery

13日午前中にチャリのバンクを直しに平和通り商店街へ行き,ついでにゴーヤーのポールと網を購入しました.
ついに網投入.
で,その後,近所のBlitz Galleryへ写真を見に.
なかなかきれいな写真でしたが,もっと数を見たかったかなー.
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2009年06月20日

6月11日 ぼんぼや撮影

11日,19日のスライドのために,ぼんぼやを撮る.
王子がなかなか風情のある,いい町でした.
まじで住みたいなーと,思いましたねー.
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2009年06月17日

5月31日 石内都「Infinity -身体のゆくえ 」@群馬県立近代美術館

5月31日,どうしても石内さんのプリントを見てみたくて群馬まで行ってきました.
プリント自体もきれいですが,なにより,正面から人間に向き合っている様がまざまざと感じられて,写真を越えてとてもスピリチュアルなものを感じました.

同じく常設展の絵画もみましたが,これまた素晴らしかったです.
ピカソが何点もありました.
その中でしか分かりませんが,自在にイメージを操る発想と技術は,芸術の自由と無限さを教えてくれるようなきがしました.
ピカソの偉大さを初めて垣間みました.
それから「福沢一郎」という人の特集もありました.
絵画は絵画で素晴らしいと思いますが,やはり,同じ様に戦争や平和について表現するとき,写真というのは,わざわざそこへ出向く必要があるし,リアルなものや人が写っていて,その向き合い方が如実に写真に出てしまうし,そういう強さみたいなものが,写真にはあるのかな,と思いました.
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2009年05月20日

5月19日(火) 写真展

吉永マサユキ「ちょッカン」@CASHI
なんでこの被写体なのか.なんだかそれっぽいけど,今この時代,ちょっと痛々しいような.
暴走族礼賛,みたいな印象です.
暴走族の数も減っていると聞くし,今やむしろ,この発散の仕方は,健全な感じもする.
特に真新しさもないと思います.
今も昔もこういう人っているんですね,といったところでしょうか.むしろまだいるんだ,という懐古の思いもあります.
んんんんんーーー.どうなんだろう.


角田純 作品展 Sounding through @FOIL
絵でした.写真はまだ具体性がありますが,絵とは,とくに写実性の少ない絵の場合,これは果たして,何を感じろというのでしょうか.
んんんんんんーーーー.美しいとは思うんだけどなー.


「Making, Marking, Mapping Vol.2」 @PGI
4人の若手写真家による展示.
決して被写体だけに頼らない,美意識に満ちた写真で,どの写真家さんも素晴らしかった.

それから,別の日に,コニミノで小林静Wさんの「Chimata」.
すごくいい.
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2009年05月11日

5月3日(日) ギャラリースペース 「Editors’ Choice」〜雑誌が選ぶ、今最も期待する若手写真家展〜@RING CUBE

雑誌の編集者が今最も期待している写真家を推薦している.
正直音楽と人の撰はどうかと思った.
この二人以外は,同じ年代の者とは思えない程骨太な,写真だった.数点しかないにも関わらず.

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5月3日(日) 「光と影」森山大道@BLD GALLERY

あの「光と影」が復刻するのにあわせ,出版記念としての写真展.
当時の写真と,現在の森山さんが光と影を撮ったものとの展示.

ただただかっこいい.
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2009年04月20日

4月18日 写真展めぐり

写真展を数展。
岡本真菜子 「リルケ」@Speak For
なんと言う事の無い子供達のスナップ写真.
私も路上スナップを撮る身として,そういった種類の写真というのは,やはり,強度であったり新鮮さであったり意外さだったり事件だったり決定的瞬間だったり,とにかくそういった物が必要なんじゃないかと思っている.
仕事でいっぱい写真を撮っている人が写真に対してどうアプローチしているのかは分からないが,どうも,あまりに自分の世界すぎる気がした.
写真としてどうか,といったところがなおざりにされている感じがした.

大森克己 「ZERO写真展」@RING CUBE
ニュースZERO出演者のファンにはいいかも。

10'Green @EMON
市橋織江・丑番直子・大橋愛・奥村恵子・片柳沙織
加藤亜希子・筒井淳子・徳永彩・鳥巣佑有子・中島古英
10人による、グリーンってどんな色?にたいする写真。
この人にとってグリーンってこういうことか、とかはいまいちどうでもいい気がしたけれど、写真自体は皆さんよかった。

NUDE!! NO NUDE!? by KISHIN @NADiff
篠山紀信の50年分のヌード写真集に際しての写真展。展示は主に昔撮ったヌードだと思われる。若い時とあって、行動力も半端ではないし、写真に熱がこもっている。みなぎっている。素晴らしい。
こういうの撮りたい。

マン・レイ @ときの忘れ物
何屋さんかわからないけれど、本屋みたいなところでの数点の写真と絵の展示。昔っからいろんなチャレンジをしてんですよね。みなさん。
俺もがんばろーっと。
ていうか、ときの忘れ物に行く前にベルコモンズの交差点で、長瀬智也がベルトドライブのハーレーにまたがって信号待ちをしているのを発見した。かっこよすぎるぜ。
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4月17日 Mにて

4月17日、フラットニングと、写真を見せるため、Mへ行く。
浜浦さんが大四つの写真を瀬戸さんに見てもらっていた。
相変わらず、とてもいい。
プリントも前よりうまくなっている気がする。
ていうか、すごい量だ。
圧巻。
撮ることに対しても、プリントに対しても、非常に気持ちが軽い印象の人だ。
「ま、また焼直せばいいし」とか「へー、いろいろ考えてるんですねー。私なんて全然考えない」とか言っている。
あー。本当に写真が好きな人って、こうなんだろうな、と思わせてくれます。
瀬戸さんは「写真、暗いよね」って言っていたが、私にはあんまりそんな印象派ない。
じゃあどうか、と言われるとなんとも説明できないけど、森山大道が写真を撮れば必ず森山大道になるように、浜浦さんも何を撮っても浜浦さんになる感じはある。
意識を感じるんです。モノクロに魅せられた人の、美に対する意識や、探究心みたいなのを感じます。あくまで美しく撮ろうという意識というか。
写っているものはそこら辺のものですが、美しいです。
暗いかなー。。。そうとも思わないんだけど。
posted by Ryo Yamashita at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真

2009年04月14日

4月13日コニカミノルタ, ニコンサロン

東京の里山 -玉川上水- 加藤嘉六
東京湾 奥 小倉隆人
@コニカミノルタ
どりらも,興味の赴くまま,撮った感じ.視点がしっかりしているし,量も撮っていると思われ,とてもいい.特に東京湾奥は私も興味がある内容だったこともあって興味深かった.
こういう風にまとめてみたいんだけど,なかなか撮れないんだよねー...ていうかまとめるに至までしつこく撮れない.すぐ飽きて違う事をやってしまう...

アジアン・トゥデイ 山市直佑
Boroughs of New York 小島康敬
@ニコンサロン
二人とも若々しいスナップ.こちらもとてもいい.若々しいといいつつ,小島氏は私と同い年だ.
山市氏は非常に素直な感覚で,非常に素直に撮っている感じがして,とてもさわやかな写真だった.
小島氏の写真は潔さがあって,よかった.
posted by Ryo Yamashita at 02:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 写真

またまた

またまた展示しています.
2枚だけ
4月いっぱい

お店のページ↓
こちら

google map↓
ここ
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2009年04月10日

4月8日 浅田家@パルコギャラリー

ヤッターマンを見た後、浅田家の写真展へ。
全然面白くないと思っていたけど、さすが、木村伊兵衛賞を取るだけあって、悪くはなかった。
けど、あんまり好きではないなー。やはり。
確かに家族であんなことするっていうのは、家族の仲がよくないとできないだろうし、彼らの中では結構な思い出にもなっているだろうし、仕込みもちゃんとしていて、状況自体はリアルに再現されているんだろうけど、けど、写真としておもしろいか?と考えると、別にジンとも来ないし笑いもしないしきれいでもいたくもない。
あー、仲のいい家族。って感じでしょうか。それが確固として伝わるところはすごいことなのでしょう。
が、それってアートなのかなー。。。
時おり挟まれているスナップ的な写真はいいですよね。ちょっとあまいけど。
posted by Ryo Yamashita at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真

2009年03月09日

2月24日 塚原周成East and West@KODAK PHOTO SALON

なんだかかっこ良さそうだったので,見に行く.
かっこいい.
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2月16日 コマーシャル

とある人に写真を見せた.
私の写真はコマーシャルではないらしい.
ウィリアム・クラインは,馬のしっぽが大好きで,馬のしっぽの写真ばっかり撮っていたらしい.
でも彼は仕事ではファッション写真を,クライアントが望む通り,持てる技術を使って撮っていたらしい.
コマーシャルっていうのはそういう事らしい.みんなが求める物を、撮る.
私の写真は馬のしっぽばっかり写っていると.その人に言われた.
自分が好きだから.他人に理解されようとされまいと,自分が,なんかいいよね,って思った写真ばかりだと.そんなものは人には伝わりっこないと.
一理ある,というか,確かに,人に受け入れられる,撮られた人が撮られて良かったと思う,クライアントが喜ぶ,そんな写真がコマーシャルなんだと思う.
が,んなことたー分かってんだよ.と,言い返せなかった.
そこんところが一番の問題だな,と我ながら思う.
結局,人に何を言われても,いや,自分はこう考え,こう表現したくて,こう撮りました,と言えない事自体が問題なんだと.
馬のしっぽなんてもっともらしいことを言われたが,結局その人が私の写真を気に入らなかっただけで,で,その写真に主張がないのがさらに気に入らなかったと.そういう事だと理解した.
まあ,撮るしかない.
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